ハーレー・HARLEY DAVIDSON
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ツーリング用のアクセサリーを装備するツーリングファミリー08年型で注目すべきは、
新しく電子制御スロットルが採用されたことである。
このモトGPマシン譲りの先端技術は、
ヤマハR1とR6、アプリリアのシヴァーにも投入されているが、
この最先端メカを、H-Dのこのようなモデルに採用するとは意外でもあるし、
その効果に疑問を持たないわけでもないのだが、
これが走りをしっかり洗練させているのだから驚きだ。
あくまでもスムーズに加速し、
ラフなスロットルワークにも大柄でフル装備の重い車体の挙動が乱れることがない。
スロットルを一気に開けてみると、
そのときはスロットルバルブがじんわりと
最適状態で開かれていくのが伝わってくるかのようでもある。
だからと言って、ダルに感じられることはない。
排ガスや騒音規制対策でも有利な電子制御スロットルだが、
走りが一際、上質になった印象なのだ。
そればかりか、強化されたフロントブレーキも扱いやすく、
止まり曲がり走ることが高水準に洗練されている。
なお、このロードキングはフェアリングがハンドルマウントされているのだが、
フレームマウントのFLHXストリートグライドのほうが、
フェアリングの重さがハンドリングに影響を与えることもなく、
扱いやすかったことも付け加えておきたい。
一昔前のツーリングファミリーのモデルが
アメリカの荒れた道を走る馬車のようだとしたら、
この最新型は高級リムジンのようだ。
それだけに、鼓動感が広大な土地にもこだまするかのような
味わいがより引き立って感じられる
ハーレーダビッドソン FLHRロードキングの基本情報、スペック
寸法・重量 | |
全身/全幅/全高mm | 2380/990/1425 |
ホイールベースmm | 1610 |
最低地上高mm | 130 |
シート高mm | 693 |
乾燥重量kg | 345 |
キャスター度 | 26度 |
トレールmm | 157.5 |
エンジン・性能 | |
種類 | 空冷4ストV型2気筒 |
弁形式 | OHV2バルブ |
内径×行程mm | 95.3×111.1 |
総排気量cc | 1584 |
圧縮比 | 9.2:1 |
最高出力kW/rpm | -- |
最大トルクN・m/rpm | 118/2500 |
燃料供給方式 | 電子制御燃料噴射 |
点火/始動方式 | フルトランジスタ/セル |
燃料タンク容量L | 15.5 |
トランスミッション形式:6速リターン | |
1速/2速/3速/4速/5速/6速 | 3.34/2.30/1.72/1.41/1.17/1.00 |
1次減速比/2次減速比 | -/- |
サスペンション | |
前 | -- |
後 | -- |
ブレーキ | |
前 | ダブルディスク |
後 | シングルディスク |
タイヤ | |
前 | MT90.B16 72H |
後 | MU85.B16 77H |
価格 | |
標準現金価格 | 255万7000円(ツートン258万8000円) |


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